五月の記し

がんとお付き合いしながら、自由に働きたい!を模索するブログ

ゴールデンウィーク明けは会社に行きたくない

いつまでもゴールデンウイークでいたいよう。

もっと休みたい…。

ゴールデンウイーク明けは、会社に行きたくない人が急増するのだろうと思うので、「うつ病になったときに会社が何をしてくれるのか」について書いておきたいと思います。

 

こんな記事を見ました。

blog.imalive7799.com

うつ病になったときに、良い会社が何をしてくれるかについて、よく書かれています。

とても良い会社ですね。こんな担当者ならうれしい。

 

さて、10年以上前にわたしもうつ病で休職しました。(半年休職して結局退職しました)

うつ病でおかしくなっていくプロセスがよく分かる本がでてました。

ネットでも画像が沢山RTされていましたね。

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

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うつ病発症から現在に至る経緯は別の機会にして、病気の時に会社がどんなことをしてくれるのかです。

 

当時、web関連のそこそこの大きさの会社に在職していました。

業界的にうつ病になる人は多いし、その会社でも過去にうつ病になる人がいたのでしょう。対応が早く的確でした。

休み始めてすぐに、総務部の担当者が休職や傷病手当の手配をしてくれました。

「傷病手当」は、病気や怪我などにより働けない期間、給料のだいたい2/3程を支給してくれる健康保険組合の制度です。(詳しくは加入している保険組合のサイトをご覧くださいね)

毎月書類を用意する必要がありますが、会社側が何をしたらよいか指示をくれたので助かりました。

 

うつ病になると、ほぼ頭が働きません。料理もできなくなりました。

制度について「自分で調べて準備をする」なんてことだったら、ほぼ不可能だったと思います。さっさと退職してしまって生活が困窮していたかもしれません。

 

「もう辞めたい」と思っていることを告げると、「在職6ヶ月を過ぎればボーナスの権利があるから、○月までは待った方が良い」などアドバイスをくれました。

毎月の産業医との面談も、仕事復帰を急かされることなく現状を報告するだけ。総務の方とも世間話をするだけ。途中で、上司や同僚と話すことも一度もありませんでした。本当に助かりました。

 おかげで、休職中から退職後の傷病手当が出る1年半は、病気以外特に困ることはありませんでした。

 

うつ病の怖いところは、病気の度合いによると思いますが、完治までとても長い時間がかかることだと思います。

一人暮らしや、家計を支える立場ならば、傷病手当の1年半を過ぎて、職場に復帰もしくは転職ができなければ、生活することが難しくなるなりますよね。

 

わたしは、不安感が収まらずに結局5年近く仕事を再開することができず、貯金を食いつぶしてしまいました。やむを得ず仕事を始め、派遣で仕事をする→調子を崩して辞めるを繰り返しました。現在は低空飛行で、仕事をすることができています。

 

知り合いでは、発症から何年も経っても仕事再開の目処が立たない人が何人かいます。理解を得られず離婚をしたり、一人では生活できないので、実家に戻って家族に面倒をみてもらうそうです。焦って転職して、転職先で再発している人もいます。

もちろん、休職し職場復帰できるケースもあるのでしょう。ただ、わたしの周りには復帰までに時間がかかる、もしくは目処が立たないケースが多いです。

 

 まとめると

  • 会社は会社の範疇でしか社員を守ってくれない(すごく当たり前)
  • 発症すると何年も働けなくなる可能性がある

 一度なるとかなり面倒な病気ですよ。

 

会社に知識がない怖さ

もっと怖かったのは、夫が上司によるパワハラうつ病になった時に、当時夫が所属していた会社が社員のメンタルヘルスについて、何も知識がなかったことです。

「夫が会社に行けなくて日々泣く」という異常事態を受けて、本当はおかしいのかもしれませんが、妻であるわたしが夫の会社の上司、人事部長と話をしました。

とても会社に通える精神状態ではなかったので、休職のお願いをしたところ「そんな人今までいなかった。」とても渋られました。そして「傷病手当」の存在を知らなかったのです。信じられないことに。

当時、契約社員だったため「3ヶ月以内に復帰できなければ契約打ち切り」とその場で通告されました。 御見舞の言葉もなく。その会社にとって派遣社員ごときは使い捨てなのでしょう。燃えてしまえ。

仮に3ヶ月でうつ病が良くなったとしても、その会社に戻したくないと思いました。

総務担当者の連絡先を聞き、傷病手当の手続きをこちらで勝手に進めました。

本当に驚きましたし、これでは病気になった人はただの泣き寝入りになります。(おそらく今までそうしてきたのでしょう)

 

様々な経験を受けて、今心得ているのは

  • 総務の人と仲良くする(仕事の範疇ですが、相談に乗ってくれるし便宜を図ってくれます)
  • 制度は上司が渋っても使える(健康保険組合は会社とは別の組織)

 

一番大事なこと

うつ病になって会社がしてくれることについて書いてきましたが、自分も家族も友人もうつ病を経験してわかった、もっとも大事なことがあります。

それは「会社のために働かない」ということです。

働くのはいつでも「自分のため」です。自分の体は会社と取り引きする資本です。

会社が成長するため、みんなのため…は一見良いことだけど、主軸が自分にないと必ずバランスを崩します。頑張りすぎるんです。

うつ病に限らず病気になった時に会社がしてくれるのは「会社ができる範囲だけ」です。一生面倒を見てくれるわけじゃないんです。

 

病気が良くなってきて「はっ」とそのことに気がついて、少しづつ線引をしながら仕事ができるようになりました。

今は「え〜他の人の仕事じゃん〜」と言いながら仕事しています。笑

多分、そのくらいで丁度いいんですよね。

忘れちゃだめだよ〜!

ではでは。